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農業向けソリューション

ワンサイド<sup>®</sup>P乳剤

ワンサイド<sup>®</sup>P乳剤(有効成分フルアジホップP)は、メヒシバ、ノビエおよびエノコログサなどの一年生イネ科雑草や、チガヤ、ススキ、ヨシなどの多年生イネ科雑草を、茎葉散布によって防除することができるイネ科雑草専用除草剤です。豆類やイモ類、野菜などの広葉作物に対しても殆ど影響を与えないので、全面茎葉散布が可能です。平成19年より少水量散布の公的機関による効果試験が開始され、大豆、小豆等では従来の1/4の散布水量である25ℓ/10aでの散布が可能となりました。これにより、薬剤散布時の省力化、コスト削減が可能となります。

ワンサイド®P乳剤

除草剤

  • 有効成分: フルアジホップP  -17.5%
  • 登録番号: 第20123号
  • 性状: 褐色澄明可乳化油状液体
  • 毒性: 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 有効年限: 3年
  • 包装: 500ml × 20本
  • ワンサイドは石原産業株式会社の登録商標
適用病害・使用方法
ワンサイド<sup>®</sup>P乳剤の特長

優れた作物選択性: イネ科以外の作物には影響がありません。

素早い吸収で優れた耐雨性: 雑草茎葉部から速やかに植物内へ取り込まれるので、薬液が乾けば降雨への心配はありません。

根までしっかり枯らす: 散布翌日のカルチ作業(すき込み)もOK。

大型イネ科雑草もお任せ: ススキ、チガヤのほか外来雑草ジョンソングラス(セイバンモロコシ)もしっかり枯らします。

上手な使い方
  • 適期処理により、十分な効果を発揮させましょう。一年生イネ科雑草を防除する場合、雑草葉令が3~5葉期に散布すると最も高い効果を発揮します。また、多年生イネ科雑草を防除するときは、草丈を指標とし、適期に散布してください。
  • 他剤との組合せ等で上手に除草しましょう。本剤は、イネ科雑草が優占する場面で使用することをお勧めします。広葉雑草やカヤツリグサ科雑草を同時に防除するには、これらの雑草に有効な除草剤との組合せで使用してください。
  • 効果を十分に見とどけましょう。散布後完全枯殺までには、約3週間程度かかる場合があるので、誤ってまき直しすることのないよう注意してください。
安全使用上の注意事項
  • 周辺の有用植物に対して注意を払いましょう。本剤の散布液がイネ科作物にかかると薬害を生じやすいので、周辺にイネ科作物がある場合、薬液が飛散しないように十分注意してください。
  • だいこんの間引き菜、つまみ菜には使用しないでください。
  • 日本芝に使用する場合、芝の生育期には使用しないでください。(薬害)寒地型西洋芝には微量で薬害を生じるので飛散・流出しないよう注意してください。
  • だいずでイネ科雑草の8~10葉期に使用する場合は、雑草の草丈が30cm以下で使用してください。
  • 少量散布(25~50ℓ)の場合は専用ノズルを使用してください。
  • 雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
  • 作物の生育期に使用する場合、散布前後の気象が低温、寡照であると処理葉にクロロシスを生じるおそれがあるので、この場合には所定範囲の少なめの薬量とし、展着剤の加用をさけてください。
  • 激しい降雨が予想される場合は、使用をさけてください。

 

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