農薬

製品の偽造や違法製品に対する取り組み

品質と安全を確保するための違法事業者に対する取り組み

偽造製品、違法製品の増加により、農薬製品に深刻な問題が発生しています。偽造された、あるいは違法な農薬製品は様々な形で販売されています。未試験の不純物が含まれている低品質のものや、未認可の作用物質や原料が使用されている場合もあります。これらは人間の健康や環境にリスクをもたらす可能性があります。また、こうした製品は経済的損害をもたらすことにもつながり、安全で健康的な食品を十分供給できなくなる可能性もあります。

BASF農薬事業部の目的および目標は、生産者が持続可能な手法により成功をおさめることをサポートすることです。私たちは革新的かつ試験済みの安全なソリューションを農業分野のお客様に提供していけるよう、毎年、売上の10%以上を農業関連の研究開発に投資しています。安全性、健康、環境に対する責任は、当社製品の開発および販売において重要な役割を果たしています。

偽造製品、違法製品は以下のように深刻なリスクをもたらします。

    • 生産者: 作物や田畑にダメージを与える可能性があり、未知の化学品、禁止化学品にさらされることで生産者の健康にも影響をおよぼします。
    • 環境: 違法製品は地下水や土壌の汚染につながり、益虫やその他生物に危害を及ぼす可能性があります。
    • 消費者: 未知、未試験の残留農薬が食物連鎖に入り込む可能性があります。

      Crop LifeやEuropean Crop Protection Associationでは、市場に出ている農薬製品の5~9%が違法製品であると見積もっています。偽のラベルや包装が使われている偽造製品も多く出回っています。


        私たちの目標

        生産者、消費者、環境を守るため、BASFはこうした違法製品と闘い、これを追及する対策を策定し、常に実施をしています。BASFは持続可能な農業と食の安全の確保に懸命に取り組んでいます。

        違法な製品偽造に立ち向かうための目標の一環として、BASFは世界規模で統合された業界のアプローチを支持しています。これには以下の事項が含まれています。

          • 生産者、小売業者、当局、一般市民の意識を高める。
          • BASF製品の偽造が見つかった場合には徹底的に調査し、断固とした対応を取る。例: 偽造者や違法製品取り扱い業者に対して法的措置を取るなど。
          • そのような違法行為を取り締まるため、法執行機関、規制機関と協力する。
          • 国内外の事業者団体と連携し、偽造品対策を実施する。
          • 世界各地の政府を支援し、偽造品に対する規制、政策、施行を確立、実施する。
          • 地域社会や生産者、小売業者、当局に対し、ともに偽造製品や違法な偽造品製造と闘うよう働きかける。
          • BASF製品であることを証明する技術的手段を取り入れる。
          • 当社のサプライチェーンを保護する。

           

            偽造されるラベルや包装は、ますます巧妙化が進み、正規品と偽造品の区別が困難になっています。

            お客様や当局が当社の製品と違法な偽造品を区別できるよう、BASFでは当社のラベルや包装の改良を常に行っています。また、当社製品が本物であることを迅速に判断できるよう最新技術を駆使しています。例えば、BASFの新たなパッケージには、エンボス加工されたBASFのロゴが入っています。小売業者やお客様は、市場に出回っている違法製品を発見するパートナーであり、常に慎重を期して、サポートが必要な場合にはすぐに連絡をくださるようお願いしています。

            BASFは人間の健康、環境保護、消費者保護において高い基準を達成するためにあらゆる努力を尽くしています。技術面でのイノベーション、当社のパートナーの皆様との協力やコミュニケーションを通して、犯罪行為に対抗し、こうした高い基準を維持しています。