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「猛暑でリラックスできない方」に読んでほしい、GABA とフィプロニルの話。

果樹・野菜 |

こんにちは。夕方の激しい筋トレで寝つきの悪さを改善中の、九州の上原です。

暑くて寝汗がすごいので、枕カバーを毎日洗っています。「夏は夜。月のことはさらなり~」と、昔は余裕があったようですが、この暑さでは枕草子より枕の掃除ですね。

日焼けで皮が剥け、以前書いた脱皮阻害剤の記事を思い出すので、今回また投稿します。

安心してください、ちゃんと生えてます(新しい皮が)。

さて、題名にあるフィプロニルは神経に作用するタイプの成分で、弊社のプリンスフロアブルに使用されています。「GABA作動性塩素イオンチャネルブロッカー」という作用なのですが、これだけ見てもさっぱりです(上原も文系出身でさっぱり)。

「あれ、GABAってリラックスのチョコレート?」と思った方、ゴールはもう少しです。

では、上原でも分かるようにかみ砕いて説明しましょう。

GABAは抑制性の神経伝達物質で、体内で受容されると興奮を抑えるように働きます。簡単に言えば、スイッチをオフするような効果です。

プリンスフロアブルは、そのGABAの受容をブロックし、虫の体内をずっとスイッチオンにします。オンのままだと、虫は正常に体が機能しないので、作物を守れるというわけです。

なかなか寝付けない方は、GABAとかの神経関連について調べて見てもいいかもしれません。

九州営業:上原

 

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