農薬

“彼の名は。” 名も知らない虫たち ⑫

本シリーズは、年明けから月2回のペースでお届けしておりますが、いつの間にか12回目を迎えるまでになりました。最近は似顔絵も1枚描くのに1時間近くもかかるくらいガッツ入ってきています。コメントについても、できる限りブログならではのものにしたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。

今回の彼の名は、ハスモンヨトウ。毛がないケムシみたいなやつです。

   

親の蛾が卵塊(卵の塊)を生み、そこから幼虫がはい出てきます。作物の葉を食べ、脱皮を繰り返して成長しますが、3令幼虫までは淋しがり屋で、集団生活をします。そのあとは独り立ちし、6令まで成長した後、脱皮して蛹になります。農家さんにとっての大問題は、この独り立ちした後の中老齢幼虫です。

何が大問題かって、そのすさまじいまでの食欲、大食いタレントのギャル曽根さんもビックリです。

昼間は草影でわりとじっとしていますが、陽が暮れると、食べる食べる、そしてまた食べまくる。作物の葉はもちろん、茎だろうが、蕾だろうが、花だろうが、とにかくムシャムシャ食べ尽くします。

ここでいきなり問題です。

“ヨトウ”って漢字でどう書くと思いますか?

ズバリ“夜盗”です。

雑食性のこの害虫は、大切に育てた作物が、あたかも夜のうちに盗まれてしまったようなダメージを与えるところに由来しているんでしょうね。

開発部:瀬古

 

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