農薬

“彼の名は。” 名も知らない虫たち ➉

私が子供の頃、農業を営むおじいちゃんによく言われたことがあります。
『人のためにしっかり働き、家族を養える立派な男にならなくっちゃだめだ』と。

今回紹介するのは、まさにその真逆の害虫です。 

彼の名は、ナモグリバエ。

何が真逆かって?
彼は、家族を養えないダメ男なんです。

ナモグリバエのメスは、お腹の先にある産卵管を上手に使って作物の葉に小さな穴をあけます。こうして葉の内部に卵を産むのですが、その他にもこうして葉にあけた穴からジワジワしみ出てくる汁を吸って生きています。ところが彼、家族を養えないオスは、当たり前ですが産卵管がないんです。ですから、葉に穴をあけられず食事にありつけません。

ではオスはどうやって空腹を満たしているんでしょうか?

答えはこう、自分で喰いっぷちを確保できない彼は、メスの後ろをついて回って、彼女が食べ終わった後のおこぼれをもらうんです。

何とも情けないと思いませんか?
こんなナモグリバエの彼は母性本能をくすぐる何かを持ってるんでしょうか?

開発部:瀬古

 

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