果樹・野菜 | 2018.04.23
福島県桑折町といえば、
「献上の桃」として、昨年同時期にご紹介させて頂きました。
あれから約1年…早いです。
4月15日撮影 品種「川中島白桃」[/caption]下の写真、左側と右側で違いわかりますか?
違い1)品種が違う→出荷時期が違う
違い2)蕾を落としているかいないか
左側の品種は「あかつき」ご当地の主力品種です。↓
つい最近、ブログで摘蕾作業 云々と書きましたが「あかつき」は自家受粉(自分で受粉して果実をつける事)が出来るので、余分な蕾を落としても大丈夫。
蕾を減らす事で、栄養分を集中的に果実へ届けるようになります。
出荷時期は7月下旬~お盆前ごろです。最近は天候が不安定なので、早くに終了してしまう年もあります。
右側の品種は「川中島白桃」。↓
「あかつき」よりも出荷時期が遅く8月中~下旬ごろになります。
こちらは「受粉」と呼ばれる作業が必要になります。なぜなら「川中島白桃」は花粉が少ないので(花粉がないという話もあり)「あかつき」のように自分で受粉する事が出来ません。その為、生産者の手によって受粉作業を行います。
上の写真が、受粉作業をする際に使用されている道具です。
受粉作業をする際、花が上を向いている場所には散布しません。なぜなら良い桃がならないから。下向きがベスト、横向きもOKとの事でした。
東北営業:雨宮