農薬

“彼の名は。” 名も知らない虫たち ⑧

身を守る手段として強烈なニオイを発する生き物はたくさんいます。
虫の世界でも“カメムシ”はそれなりに有名ですよね。
今回紹介するのはこのカメムシの仲間です。

彼の名は、オオトゲシラホシカメムシ。
似顔絵を見ていただければイメージがつくと思いますが、彼の両肩がとがって大きなトゲのようになっています。
また、背中には白くて丸い紋様が2つあるのが特徴でこの名があるようです。捕まえたとき親指と人差し指で強くつまむとこのトゲがちょっとチクッとします。

カメムシは、臭いニオイのせいで汚いイメージの虫ですが、実はかなりキレイ好きなんですよ。
飼育中はフンで汚れた容器を頻繁に替えて、いつもキレイにしていないとうまく繁殖しません。
また彼らは、若齢幼虫の時期は淋しがり屋さんで他の仲間と狭い空間に一緒にいないと不安になるようです。

翅もありますが、飛翔することはあまり得意ではなく、歩いて水田に侵入し、実った稲穂の汁を吸います。今はもうほとんど見ることはないですが、万一お茶碗の中に、黒く汚れたご飯粒(斑点米って言います)が混じっていたら、それは彼らの食べ残しかも。もちろん害はなく、1粒2粒を普通に食べても問題ありませんのでご心配なく。(ちなみに斑点米ばかりを集めて食べたことがあるんですが、炊きたては少し苦みがあった記憶があります。)

開発部:瀬古

 

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