彼の名は。シリーズ | 2018.02.13
前回のイネミズゾウムシに続いて、今回第4弾も、田んぼでみられる害虫にスポットライトを当ててみたいと思います。
彼の名は、ツマグロヨコバイといいます。
田んぼの中で“ピンピン”と飛んでる緑色の虫(体長 4-5mm)がいたら、おそらく彼らでしょう。
探してみてください。
ただじーーーっと観察するのはチョット難しいですよ。何故って、ああ見えてとっても照れ屋さんなんです。
イネの葉にとまっているのを見つけて、そーっと近づくと、すぐにクルッと葉の裏に隠れてしまいます。
この時の動きがまたユニークで、カニのように横に歩くんです。
ツマ(翅の先っぽ)が黒く、横に這うからこの名があるようです。顔はセミそっくりですね。
時々刺しますのでご注意ください。
(万一刺されてもどうってことないですが、蚊よりは痛いですし、結構かゆいです。)
開発部:瀬古