畑作 | 2017.03.30
その④:さとうきび植付
写真は、きびのニ芽苗を置いたところです。この後、薬剤や肥料を施用して覆土します。一般的には、葉菜でも果菜でも畝の高いところ(頂点)に移植したり播種するものですが、さとうきびは反対に一番低い溝の底に植えます。
なぜかというと、萌芽後の茎葉部の成長に合わせて、脇の高いところから2-3回に分けて土を株元にかけていきます(培土といいます)。この作業は、夏季の水不足に備えるためであり、台風シーズンの風雨による倒伏の対策でもあります。最後の培土の後は、畝の高いところと低いところがちょうど反対になって、きびの株元が高くなるんですよ。
2枚目の写真は、プリンスベイトと一般的な粒剤を処理した直後の写真です。
プリンスベイトは鮮明な青色をしている製剤のため、処理痕が非常に見やすくて好評です。ちゃんと処理できていることがわかりやすくて安心ですよね。
開発部:瀬古