農業向けソリューション

砂丘に花畑が!!

果樹・野菜 |

11月となり、秋が深まり山々が色ずく頃、山陰では「松葉ガニ」の季節となりました。本年の初水揚げでは、1枚で150万円もの高値が付き、鳥取中部地震で暗いニュースが紙面を埋めている中、明るく、元気がでる話題です。

wp_20161111_005

この時期、鳥取市の東側の海岸線に広がる、国立公園「鳥取砂丘」の近くで、紫色の花畑がみられます。何かわかりますか?実はこれは、カレーライスに欠かせない「らっきょう」の花なんです。

wp_20161111_001

鳥取県では江戸時代から、過酷な条件の砂丘地に、生命力が旺盛な「らっきょう」が栽培されていました。現在は全国屈指の大産地となっています。

鳥取県東部の鳥取砂丘、鳥取県中部の北条砂丘で約200haに栽培されています。「らっきょう」は7月下旬~8月末の真夏の暑い中、1玉、1玉手作業で砂地に植えられ、10月下旬~11月中旬に花が咲き、その後、日本海から吹き付ける厳しい風雪に耐え、翌年の5月~6月にかけて収穫されます。

過酷な条件で育ったらっきょうは健康にもいいですよ。「毎日4粒、血液サラサラ」。ぜひ、「鳥取砂丘らっきょう」をご賞味ください。

BASFジャパン㈱では、植えつけ後の雑草対策で「ゴーゴーサン乳剤」、春咲きの灰色かび病防除で「カンタスドライフロアブル」をご利用いただいており、鳥取県のらっきょう栽培の病害防除をお手伝いしています。

近畿・中四国営業:高力

ブログ投稿のリストに戻る

カテゴリー

アーカイブ