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仙台芋煮

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11月に入り、寒さが一段と厳しくなってきました。先日もラジオを聞いていたら「青森で初冠雪」との事。いよいよ本州上陸です。

そんな東北の季節を少し巻き戻して、今回のブログを書きたいと思います。

芋煮(いもに)・・・皆さん この言葉を聞いて、どんなものを想像されますか?私は東北に来て知りました。

芋煮とは・・・里芋を中心に肉・大根・こんにゃく・ごぼう・ネギなどを鍋で煮込んだ具だくさん汁のこと。 山形・宮城・福島・新潟などでは「芋煮」、秋田・岩手では「芋の子汁」と呼ばれる郷土料理です

食卓にあがることもあるそうですが、基本、河川敷などで大きな鍋で作り、皆で食べます。秋に仙台に来られ河川敷に団体がいたら、芋煮をやっている可能性大です(BBQをやっているかもしれませんが…)

ということで、天気の良い休日に、東北営業所メンバーと、社員のご家族も参加して「芋煮会」を行いました。

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広瀬橋からの晴天&眩しすぎる広瀬川

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今回 使用した里芋は「二子(ふたご)さといも」を使用

さといもには、「赤茎(あかから)」「白茎(しろから)」の2種類ありますが、岩手県北上地域の「二子さといも」は、数百年に及ぶすばらしい形質の「赤茎」を守り、北上川と丘陵で囲まれた肥沃な土壌で育っています。

北上地域のシンボルとして、二子さといもは広く県民に親しまれ、岩手県の秋の風物詩である「芋の子会」の主役として人気です。

二子さといもは、他の里芋に比べ粘り気が強く、くちの中で トロッと、とろける食感が特長で、柔らかいのに煮崩れしません。

皮がむきやすくなるという事で 、ひと茹でした後に皆で「アツっ!アツっ!」と言いながらむきました。皆で料理をするのも芋煮会の醍醐味ですね。

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コンニャクなど具材を入れ・・・

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コトコト・・・煮込み

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完成!味付けは醤油ベース!

芋煮の味付けにも「醤油」「味噌」、入れる具材も「牛肉」「豚肉」、また里芋が基本なのですが「ジャガイモ」をいれたり「海産物」を入れたりする事もあるそうです。

一般的に山形は「醤油ベースの牛肉」、宮城は「味噌ベースの豚肉」らしいです。

なんだか広島風、関西風の「お好み焼き」を思いだします。

さて我々が作ったのは どちらでしょうか・・・?   山形風ですね。          

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〆は「カレーうどん!」       

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皆さんお腹いっぱい大満足。来年は参加できなかったメンバーを含めてやりたいな!

東北営業:雨宮

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