2016.10.15 晴れ
いよいよ、待ちに待った収穫の日が訪れました。
10月8日に黒大豆枝豆の生育状況を確認したところ、さやの膨らみも予想より早い為、予定していた10月22日の収穫を前倒しする事にしました。
10月8日の状況 この状況で2週間放置すると豆が大きくなりすぎてはじけてしまう恐れがあったので10月15日に収穫を決断しました。
10月15日 早朝より、圃場から切り取った枝をブルーシートに集め手作業でさやをもぎます。 通常は枝付きで販売しています。今年はお値段も高めになっている様子ですね。
気温は低いですが、日光が射して汗をかきながらの作業となりました。
選別しながらの作業。 虫食い、やせたさやは取り分けて作業を進めます。
目の前に切り取った枝が山のように積まれて収穫作業をこなします。(底が見えない状況が辛かったです。)
切り取った枝の切り口を見ていただけますか 黒大豆枝豆は水分を吸い上げる力が強い為、吸い上げられた水分が溢れ出ています。※枝の色が濃くなっている部分が溢れ出た水分です。 切り口の真ん中に水管が見えます。 よく見ると切り口を見たらキウイの木を切った時の切り口に似てるような気がする。 キウイの木も切ると水管から水分が滴っています。
作業も順調に進み影も東の方角に伸びてきました。何とか圃場より全ての枝を切取り最後のもぎ取り作業となりました。ようやく底が見えてきたので気持ちも楽になりました。 しかし、無くなってくるともう少し作業したい気がするのは私だけ?
もぎ取り作業も終了して作業場も撤収しました。 おやおや、圃場の左側にまだ10株程残っています。これは12月まで放置して来年の種を作る為です。 ちなみに、作業後の枝は雑草の発生を防ぐために茶畑の合間に敷きました。ここでもリサイクルしてます。
こうして収穫した枝豆が どうですか、この膨らみ具合!表面が茶色くなるのが黒大豆枝豆の特徴です。
2016.5.5から始めた黒大豆枝豆栽培も本日をもって最後になりました。 この半年間、農作業・ブログ掲載をとおして作物を作る苦労・天候による管理・病害虫に対しての対応等を自ら圃場に立って経験出来た事は、大変良かったと思います。 これからも機会があれば栽培シリーズを掲載していきたいと思っております。
長い間、お付き合い頂きありがとうございました。
食レポは・・・
関東営業 小笠原