農業向けソリューション

10月4日から10日は「国連世界宇宙週間」です。

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1957年に世界初の人工衛星が打ち上げられた10月4日から、その10年後1967年に宇宙条約が発効された10月10日までの1週間、宇宙科学技術が人類の発展に貢献したことを記念して制定されました。

宇宙への挑戦は誰もが心躍るものですが、私たちBASFもその夢の一端を担っています。
NASAの教育プログラムのひとつとして、ドイツ ラーフェンスブルクにあるエーディト・シュタイン・スクール 農業プログラムの3人の学生が発案したプロジェクトが選ばれました。BASFは、複数の企業と共に、このプロジェクトを科学・資金面でサポートしています。

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V3POと名付けられたこのプロジェクト、発案者の3人の学生は、「挿し木は無重力下で根を生やすことができるのか。またその場合、時間とともに根はどのように成長するのか」を明らかにしようとしています。宇宙飛行を支える新鮮な食料を生産するため、大量の種を運ばずに宇宙環境で植物を繁殖させることは、大きな課題です。

BASFとNASAは学生たちのこのアイデアに関心を寄せ、BASFがプロジェクトの科学面での支援を行うとともに、NASAによって宇宙ステーションでの実験が実現する運びとなりました。

宇宙環境では温度や湿度の違いから、挿し木が細菌や菌類に感染する可能性が高いと考えられます。
BASFは、農薬事業部で培った専門知識と殺菌剤をこの実験に提供し、打ち上げに向けた準備を学生たちと共に進めています。

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学生たちの夢を乗せたロケットは、来年1月に打ち上げ予定です。
ぜひこのプロジェクトの結果をお楽しみに!

※打ち上げの日程はこれまで何度か変更になっています。最新の情報では、1月の打ち上げを予定しています。

コーポレートアフェアーズ:北原

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