水稲 | 2016.05.23
東海北陸営業の溝口です。
巷に花粉症の方は数多くおられますが、私も間違いなく酷い花粉症持ちです。春期の杉檜だけでなく、イネ科植物全般に反応します。連休前に一旦治まりかけたのですが、5月中旬からまたひどく発症しています。特に眼が痛痒くなっています。この時期、多くの牧草系のイネ科雑草が出穂しているのがみられますが、その中でも特に反応しているのではないかと思われるのが「カモガヤ」です。この草の穂が出ているのを見かけたときにはすでに涙目になっています。農地やその周辺だけでなく、非農耕地や道路脇にもよく密生してます。晴れた行楽日和でも私には引きこもりの日になってしまいます。
この時期これ以外にも、チガヤ、イタリアンライグラス、芝など多くの草が出穂し、この後も6月に一旦治まりかけながら、イヌビエ、エノコログサ、メヒシバ、稲とステージは進みます。
イネ科の雑草の穂は、斑点米カメムシ類の大好物です。移植後の除草管理に続き、水稲の出穂前の圃場周辺の除草は出穂2週間前までには終わらせましょう。