よくある質問（シグナム®WDG）

シグナムWDGは安定した予防効果はもちろん、優れた治療的効果を有しています。「治療」という言葉を聞くと、病斑がキレイに治るというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、農薬の治療的効果は病気の進行を止めるという意味で、病斑がキレイになるわけではありません。病気が蔓延してしまうと治療的効果のある薬剤でも止めるのは難しく見た目の商品価値も下がってしまうため、予防的散布を心掛けていただければと思います。

殺菌剤はいかに作物表面を覆うかが効果を安定させる秘訣です。散布水量を多めにする、葉の裏までしっかり丁寧に散布することのほかに、水をはじきやすい性質をもっている「ねぎ」や「きゃべつ」には展着剤を加用することにより効果をより安定させることができます。展着剤にも種類があり薬害を助長させるものもありますので、使用にあたっては混用事例等を参考にしてください。なお、作物、栽培環境、高温・多湿条件下では薬害の原因につながる可能性がありますので、使用にあたってはJA、指導機関などにお問い合わせください。