愛知県刈谷市
農事組合法人よさみ様
主な栽培作物
水稲,麦,大豆
大豆の栽培品種
フクユタカ
高齢化により農地の委託をしたい農家が増えるなか、その期待に応えて規模拡大をはかる農業法人があります。
農業組合法人よさみ(愛知県刈谷市)もそのひとつです。
「地域の農業を守りたい」という意識で委託需要に応えるなか、限られた人員で農作業をおこなう必要があり、“省力化”がテーマとなっています。
今回は、手間のかかる雑草管理の問題を解決すべく、除草剤「パワーガイザー液剤」をご使用いただきました。
県内トップクラスの大規模経営
よさみでは、水稲150ha、麦150ha、大豆100haを栽培しており、麦の作付面積は県内でもトップクラス。
これだけの大規模経営でありながら、人員は代表1名、理事3名、若手社員8名の12名と、同規模の営農集団と比べると少ない労働力です。
それを可能にしているのが、高い技術力と省力化の徹底です。
パワーガイザー液剤の効果について語る杉浦理事県内トップクラスの大規模経営
帰化アサガオの問題を解決したパワーガイザー
パワーガイザー処理約1ヶ月後の圃場の様子
ところが2019年は6月から続いた長雨により、播種が例年に比べて1か月遅れてしまい、予定していた土壌処理剤の散布ができない圃場がありました。
また近年、愛知県全域で帰化アサガオ類が雑草化して大豆畑を覆う問題も発生しており、よさみに限らず愛知県全域の農家が頭を悩ませていました。
こうした悩みの解決を期待して使用していただいたのが、パワーガイザー液剤です。「BASFの担当者にこの状況を相談したところ、製品を紹介してもらい、試験的に使うことにしました。大豆発芽期に散布したのですが、タイミングは良かったと思います。例年アサガオが多い圃場があり、そこは雑草に覆われてしまうと覚悟していましたが、散布区はアサガオの生育を抑えてくれて、例年よりずいぶんと良い状態でした。来年は散布タイミングを少し早くしてみたいです」(杉浦理事)
大豆の栽培面積の拡大を検討
今後も個人では管理できない農地が増えることが見込まれ、よさみでは可能な限り委託を受け、農地を有効活用していきたいと言います。
現在は大豆の面積を150haまで増やす予定で、土壌処理剤の後に使えるパワーガイザー液剤は強い味方になってくれるはずと期待を寄せています。
規模拡大のキーとなるパワーガイザー液剤
自慢の一品
農事組合法人よさみ様
縁結び(お米)
農事組合法人よさみが栽培した「良食味+多収穫」が特長の新品種「縁結び」。
第10回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト優良金賞受賞米「食味値」で95点をマークしました。
農事組合法人よさみ様の除草剤散布体
農事組合法人よさみ様の圃場での問題雑草
- ホシアサガオ
- マメアサガオ
- アメリカアサガオ