農業向けソリューション

ユーザーズボイス 埼玉県 小倉 祐一さん

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埼玉県 小倉 祐一さん

Q. 農業を始められたきっかけを教えてください。

A. 学生時代はずっと野球をやっていて、スポーツ推薦で大学に入りました。学部を選ぶ際、将来的に実家の農家を継ぐことを考え、農業と土木関係の分野を学ぶことを決めました。そして、卒業と同時に就農しました。
近所の農家3軒で共同出資のライスセンターを経営し、種まきや稲刈りの作業は一緒に行っています。当初、うちはキュウリと米を作っていましたが、田んぼの面積が増えるにつれて手が回らなくなり、キュウリをやめて、2年ほど前から麦の栽培を始めました。

Q. お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

A. 農地の管理面積が増えると、「ここは小さい田んぼだからこれでいいや」とか、「これぐらいで十分だろう」と妥協しがちです。でも、それでは反収が上がらないんですよ。収穫物を売って収益を得ることが我々の仕事ですから、反収をしっかりと上げるために、どんな作業でも妥協しないように心がけています。

Q. xarvio® FIELD MANAGERは、どのようなことにお役立ていただいていますか?

A. カメムシの被害に悩まされていましたが、今年はxarvio® FIELD MANAGERの病害発生予測を使って、早めに防除しました。おかげで他の農家では反収が2〜5俵落ちする中、うちは1〜1.5俵減に抑えられました。また、地力マップを用いた可変施肥を初めて実施したところ、収益性が20%ほど上がりました。昨年の収量が悪かったこともありますが、大きな成果です。「(ザルビオと連携可能な)機械がないから導入しない」という方もいますが、是非導入した方がいいかなと思っています。生育ステージ予測や病害アラート機能を使うだけでも、一気に作業効率が変わります。xarvio® FIELD MANAGERは、自分たちの経験や勘を補うかたちで使えるので、すごくいいですよね。

Q. 就農を志す人にアドバイスをお願いします。

A. 最初は誰しも、がむしゃらに取り組むと思いますが、農業に絶対の成功法はありませんし、完璧にこなせる人もいません。間違いや失敗をしても、挫折するのではなく、それも1つの糧として、どんどんチャレンジし続けてほしいです。そうすれば、必ずいつか「農業をやっていてよかったな」と感じる日が来ると思います。