農業向けソリューション

ユーザーズボイス 長野県 坂口 肇さん

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長野県 坂口 肇さん

Q. 農業を始められたきっかけを教えてください。

A. もともとIT系の会社で、営業を担当していました。結婚して子どもが生まれた頃、「この先もこの会社で働いていくのだろうか」と思い、転職を考え始めたんです。そして、自分がやりたい業界を選ぼうと考えていた時に、農業の研修に参加する機会があり、農業はとても楽しい職業だと感じたので、この道に進みました。現在は主にレタス、非結球レタス、キャベツを栽培しています。

Q. 農業のどのようなところに、魅力を感じていらっしゃいますか?

A. 前職では9年間、山手線や地下鉄に乗って通勤し、夜遅くまで働く生活をしていました。その頃に比べて、今は納得感や充実感を味わいながら仕事をしています。他の職業でも体を動かすことはありますが、やはり農業は自然と直接関わる仕事です。このような環境は私にとって、とても刺激的です。

Q. お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

A. 大切にしていることが3つあります。1つは、一緒に働いてくださる方々への感謝を忘れず、みなさんが気持ちよく働けるよう心がけることです。2つ目は、規格に沿った方法でロスを減らし、より良い作物を作ることを大切にしています。3つ目はお金の管理です。弊社では農場ごとにPL(損益計算書)を作成し、月次会議を行い、会社として収益が上げられるよう各部署がしっかりと財政状況を把握しています。

Q. xarvio® FIELD MANAGERは、どのようなことにお役立ていただいていますか?

A. 地力マップと生育マップは誰が見ても分かりやすく、定点で衛星画像を使って圃場の状態を客観的なデータで確認できる点が大きなメリットです。新卒や中途で入社した方に、施肥や防除、収穫、定植の方法を1から教える際、マップを見せながら説明することで、作業者全員が共通の認識を持つことができます。特にザルビオは、過去の衛星画像を分析して地力マップや生育マップを作成し、可変施肥などに役立てられます。このように圃場の情報を自分でアップデートしていくことで、活用の幅が広がると思います。

Q. 今後の展望や夢を教えてください。

A. 私は、弊社が掲げる「農業活動を通じてすべての人を幸せにする」というビジョンにとても共感しています。ドローンの活用や可変施肥など1人あたりの単位面積を広げる取り組みや、規模の拡大を担保できる品目や品種の選定、作物の見直し、機械化の推進などをみんなと一緒に考えて施策していきたいです。また、自らチャレンジした経験を後輩に伝え、新しい人材が成長できる環境づくりに貢献していきたいと思っています。

※この記事は2025年に公開されたものです。