農業向けソリューション

ユーザーズボイス 北海道 清水 和彦さん

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北海道 清水 和彦さん

Q. 農業のどのようなところにやりがいを感じていらっしゃいますか?

A. やはり収穫ですね。「あぁ、できた!」という物作りの喜びがあります。私は以前会社勤めをしていましたが、どんな仕事でも価値を見出せれば楽しめると思っています。

Q. これまで大変だったことは、どのようなことでしょうか?

A. 農業を継いで27年経ちますが、当時は収益の面で大変でした。親も冬場は他の仕事をしていましたし。今では、どんどん規模を拡大していって、3倍近くの面積にし、農業だけで生活できるようになりました。基本的に妻と2人ですべての作業をしていますが、いくら効率化しても限度があります。それで設備投資にも力を注いできました。

Q. xarvio® FIELD MANAGERを導入された動機も、作業の効率化だったのでしょうか?

A. データの集計や圃場の図面づくりにパソコンを使っていたのですが、圃場枚数が増えるとなかなか大変になりまして。そんな時にxarvio® FIELD MANAGERを知って、これはいいなと思いました。

Q. 実際にxarvio® FIELD MANAGERを利用されていかがでしょうか?

A. 唯一無二だと思います!近年異常気象と言われていますが、気温が違うとそれまでと違う成長の仕方をします。xarvio® FIELD MANAGERなら空から見守って、生育ステージや生育ムラなどの情報を送ってくれます。実際に見てもわからないし、自分だけでは判断できないので助かりますね。
水稲と大豆を栽培しているのですが、田植えの時期は大豆の除草剤をまく時期でもあります。田植えに専念していると除草剤のタイミングを逃しがちですが、大豆の雑草管理プログラムと生育ステージ予測で土壌処理の適期がわかるからミスがなくなります。おかげで草取りをしなくて済んでいます。
肥料もxarvio® FIELD MANAGERで計算したら可変施肥がドンピシャで行えて素晴らしいです。
手間が省けるし肥料のコストが抑えられる。さらに失敗のリスクが下がったので、2023年の水稲は5%収量増でしたし、毎年、地域の平均収量を下回ることもなくなりましたね。

Q. 今後の展望をお教えください。

A. 今60歳で、あと何回田植えできるかと思うと、毎回何か面白そうなことをやって楽しみたいです。
大切にしているのは、事業継承。昔は親や地域の先輩方がいろいろ教えてくれましたが、今は農業をやめてしまう人も多いし、仕事の仕方も機械も変わってきています。これからの人はICTがあって当たり前ですが、データがないとスマート農業に使えないですよね。後継者のために先輩方の経験や勘などを「見える化」したりして、使いやすいデータを蓄積して残すのが私たちの役目だと考えています。