農薬

ユーザーズボイス サンケイコテツ®ベイト 群馬県 石井さん

群馬県昭和村 石井 謙次(いしい けんじ)さん

(取材時:2022年3月)

 群馬県昭和村でほうれんそうを栽培する石井謙次(いしいけんじ)さん。お父様がされていた農業を25年前に手伝い始めたのが、農業参入へのきっかけだったそうです。「当時はこんにゃく、トマト、アスパラガスの栽培をしていましたが、より収益性が高く、収穫作業がしやすい、ほうれんそう栽培を自分自身で始めました。」標高600mを超えるこの地域では年間を通じて5回ほうれんそう栽培を行うことができるそうで、石井さんはハウスで1.5ha、露地で8haのほうれんそうを栽培されています。夏は気温が高いので早ければ1カ月くらいで収穫できますが、いっぽう冬は気温が低いので長いときには3カ月程度かかることもあるそうです。

ケナガコナダニは収穫量に大きく影響する

 近年はハウス栽培における病害虫対策のなかでも、特にホウレンソウケナガコナダニ、べと病に困っていたとのこと。「ほうれんそうに寄生するホウレンソウケナガコナダニは葉に被害を及ぼすので、被害を受けると商品価値が下がり収穫量に影響するので困っていました。ケナガコナダニが多く発生した場合、平均して約25%くらい収穫量が減り、酷いときには半分くらい廃棄した年もありました。」とのこと。冬は特に乾燥しているのでケナガコナダニの発生密度が高く、散布剤を処理しても防除しきれず困っていたようです。

今まで2~3回処理していた散布剤の手間を省く

 そんななか、地元JAであるJA利根沼田の鈴木氏から新製品が出たので使ってみてはと提案を受けたのが、新しく発売されたサンケイコテツ®ベイト(以下、コテツ®ベイト)でした。「コテツ®ベイトを使ってみたら非常に効果がよく気に入っています。周りの生産者もケナガコナダニで困っていましたが、コテツ®ベイトを使い始めたら被害が出なくなったと評判が良いです。」という石井さん。以前は2~3回散布していた作業が、いまはコテツ®ベイト処理1回のみで省力化もできて楽だと言います。(※1)「栽培初期のケナガコナダニの被害を抑えないと、葉が大きくなってからその被害が大きく目立つようになるので、早めに防除することが重要。今は10アール当たり6㎏を手動散粒機で処理していますが、作業は非常にしやすいですね。」

収穫量アップにつながったコテツ®ベイト

 「効果が持続するおかげで収穫量が安定するのが最も嬉しい。」と石井さんは言います。「コテツ®ベイトは製品単価だけを見てしまうと少し高い印象がありますが、以前のような散布剤3回処理をする農薬コストと作業性、特に収穫量への影響を加味すると納得しています。まだ周りで使っていない人がいて、今年も非常にケナガコナダニに困っていると聞いているので、ぜひすすめていきたいです。」とコメントをいただきました。最後に、おすすめのほうれんそうの食べ方は?と聞くと、「胡麻和えが一番好きですし、卵やパスタに混ぜても美味しいです。体にも良いので毎日食べてもらいたい。」と教えていただきました。

※1 ホウレンソウケナガコナダニは、作付時期、発生密度、処理から収穫までの期間により発生状況が異なりますので、コテツベイトを使用の際は状況に応じてカスケード乳剤等の散布剤との予防的な体系処理を推奨しています