農業向けソリューション

ユーザーズボイス 青森県 小笠原 一昌さん

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青森県 小笠原 一昌さん

Q. 農業を始められたきっかけをお教えください。

A. もともと会社勤めをしながら、実家のりんご農家を時々手伝っていました。10年ほど前に、父が亡くなったことをきっかけに、専業になりました。今は、米を1町8反ほどの田んぼで、リンゴを1町5反ほどの園地で栽培しています。

Q. 現在、お仕事上で課題になっていることは何でしょうか?

A. やはり一番大変なのは、葉取り作業の忙しい時期です。通常は私と妻、母の3人で作業を行い、繁忙期にはお手伝いの方1名を加えた4人でやっています。それでも人手が足りないことがあります。本当は人手を増やしたいのですが、経費がかかるので、なんとか工夫してやり繰りしている状況です。

Q. 使用しているBASFのソリューションがあれば、どのようなことに貢献しているか教えてください。

A. 数年前にリンゴ黒星病が多発した時は、もう最悪でしたね。病気にかかったリンゴを処分するため、畑に穴を掘って埋め、機械で土を被せないといけなくて本当に大変でした。その後も黒星病は時々発生していますが、褐斑病はだいぶ減ってきました。ただ、木がダメになっている場所は抜根するしかないです。こうした病気の防除として、今年の春にロンセラー®フロアブルを使いました。今のところ、被害は見られず、薬が効いているようです。

Q. お仕事の中で大切にしていること、心がけていることを教えてください。

A. りんごは剪定で決まると言われています。私は作業しやすいように邪魔な枝を取り除き、木の中に日光が入るように気をつけています。日光が当たらないと実は育ちません。やはり日当たりが大事ですね。

Q. 今後の夢や展望を教えてください。

A. うちでは、フジ、王林、トキ、ひろさきふじ、つがる、紅玉、ジョナゴールドの7品種を栽培しています。やはり青森県の七和地区で作られたりんごは美味しい。味に関しては、どこにも負けない自信があります。この地域には山もあり、地力に恵まれています。祖父の代から受け継いだ園地と栽培方法で、これからもりんごの品質を高めていきたいと思っています。