農業が、好きだから。農業、それは最も大切な仕事
私たちBASFは、農業が地球上で最も大切な仕事であると考えています。
農業者の方々とのコミュニケーションを大切に、農業の現場が直面している課題の解決に向けて尽力しています。
#農業、それは最も大切な仕事

【47のユーザーボイス】
農業、それは最も大切な仕事。
全国47都道府県で「xarvio® FIELD MANAGER(ザルビオ® フィールドマネージャー)」を活用している農業従事者の「今の声」をお届けします。
今回は、第27回 福井県「株式会社田んぼの天使」井上 高宏さんです。
Q. 農業を始められたきっかけを教えてください。
A. 大学時代、一人暮らしをしていたときに実家で作っている有機米を送ってもらっていました。あるとき米が切れ、スーパーで有機米を探しましたが高価で買えず、実家の米のありがたみを感じたんです。その後、民間企業に就職しましたが、農業の担い手が減少していることもあり、「地元の若者が一念発起しなければ」と考えるようになりました。そして、26歳で脱サラし、農業を始めました。現在は、36ヘクタールの農地で水稲を栽培しています。
Q. これまでで一番大変だったことはどのようなことですか。
A. 就農2年目の大雪の日、大阪のお客様向けに農舎で精米していたときのことです。ふと外を見ると、雪の重みで育苗用のハウス3棟が全部潰れていたんです。ハウス内の機械の一部は押しつぶされて使い物にならなくなり、かろうじて救出できたものもありました。倒壊したハウスを撤去するのに時間がかかり大変でしたが、多くの方に助けていただき乗り越えることができました。
Q. 現在、お仕事上で課題になっていることは何でしょうか?
A. 中山間地域にあるため、小さな田んぼが点在しており、移動に非常に時間がかかります。地域の高齢化が進み、みなさん動けなくなってきている中、私たちだけでは対応できないので、地域の協力も必要です。また、管理しきれない農地をすべて引き受けると、スタッフにも負担がかかってしまいます。そのため、会社として管理していく枠組みをしっかりと決めなければいけないと考えています。
Q. xarvio® FIELD MANAGERは、どのようなことにお役立ていただいていますか?
A. 昨年、ザルビオを使って試験的に可変施肥に取り組んだところ、可変施肥を行った部分と行わなかった部分で、目に見えて色ムラの差がありました。可変施肥を行った部分では、収穫時に籾の溜まる速さが大きく異なり、効果を実感しました。他にも特に良かったのは、生育ステージを見て稲刈りの順番を決めたことです。おかげで収穫の適期を逃すことなく、とても助かりました。
Q. 若手生産者、就農を考えている方にメッセージをお願いします。
A. 農業は、手をかけた分だけ結果が返ってきますし、私はそれが農業の本当に良いところだと思っています。年々、自然環境は厳しくなっていますが、それでも太陽の光を浴びながら働くことは、とても人間らしい生き方だと思います。農業には、そんな恵まれた環境で働ける魅力があります。楽しく、やりがいのある農業ライフを送っていただけたらいいなと思います。
【農業、それは最も大切な仕事】
https://crop-protection.basf.co.jp/
#BASFアグロソリューション #BASF #農業 #xarvio #ザルビオ #農業それは最も大切な仕事
#47のユーザーボイス

【47のユーザーボイス】
農業、それは最も大切な仕事。
全国47都道府県でBASFのソリューションを活用している農業従事者の「今の声」をお届けします。
今回は、第6回 和歌山県 山ノ内 利浩さんです。
Q. 農業を始められたきっかけをお教えください。
A. 5年前にJAの営農指導員から農家になりました。父親が高齢になり、このままでは家の農地が耕作放棄地になってしまう恐れもあり、若いときに農業にもっと取り組んでみたかったからです。みなべ町は日本一の梅産地で梅の栽培が400年以上続いており、「誰かが継がなければ」という思いもありました。地域の産地を守りたいという気持ちを持って、現在は、梅と豆を栽培しています。
Q. お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
A. 土作りはもちろん、適期に防除を行い、品質の良いものを作ることを大切にしています。どんなことでも、基本がしっかりしていなければ応用が利きません。そのため、まず基本をしっかり学び、それを応用してより良いものを作ることが重要だと考えています。農業を始めて改めて、「基本が大事だな」と実感しています。
Q. 現在、お仕事上で課題になっていることは何でしょうか?
A. 梅の収穫時期は、最も忙しい2週間がピークになります。その期間に人手を確保するのが大変です。雨が降ろうが、台風が来ようが、放置すれば腐ってしまうので、毎日収穫しなければなりません。同じ時期にどの農家も人手を必要とするため、作業員を探すのが難しいんです。人手が足りない場合は、ツテを頼りに連絡して、なんとか集めています。また、この地域は急傾斜地が多く、剪定作業も大変です。梅の木は全部で600本ほどあり、1本につき1時間ほどかかるため、単純計算でも600時間の作業が必要になります。
Q. 使用しているBASFのソリューションがあれば、どのようなことに貢献しているか教えてください。
A. 梅にはデラン®フロアブル、豆にはカンタス®ドライフロアブルを使っています。以前、梅に病気が発生して品質が悪くなったことがありましたが、デランを使い始めてからは、それがなくなりました。また、農薬登録の変更により、散布回数が「収穫45日前までに1回(以内)」から「14日前までに2回(以内)」となり、より使いやすくなりました。ですから、この2回は必ず使っています。価格も手ごろで効果も高く、おかげで品質も上々です。梅生産にデランは欠かせません。
Q. 若手生産者、就農を考えている方にメッセージをお願いします。
A. 農業の魅力は、自分で考え、自分のペースで仕事ができることだと思います。サラリーマンのように上司の指示を受けて動くのではなく、自分で計画して実行し、経営する面白さがあるのではないでしょうか。自分の判断でなんでもチャレンジできます。もちろん、失敗すればその責任は自分に返ってきますが、人に言われたからではなく、自分で考えて行動し、失敗から学びながら改善を重ねていく。それを続けていけば、きっと良いものが作れるようになると思います。
【農業、それは最も大切な仕事】
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#47のユーザーボイス

【47のユーザーボイス】
農業、それは最も大切な仕事。
全国47都道府県でBASFの製品やソリューションを活用している農業従事者の「今の声」をお届けしています。
今回は、「xarvio® HEALTHY FIELDS(ザルビオ® ヘルシーフィールド)」を活用している埼玉県「有限会社ジャパンアグリフーズ」関和 英之さんです。
Q. 農業を始められたきっかけをお教えください。
A. 実家が1町2反ほどの規模で農業を営んでおり、20年ほど前に手伝いから始めました。もともと、うちの会社では貿易や食品の卸売をやっていて、中国から食品や漬物を輸入して販売をしていたんです。しかし、2008年の中国製ギョーザ中毒事件を機に輸入がストップし、半年ぐらい何もできない状況に。そこで、露地野菜を栽培するようになりました。その後、「田んぼをやってくれないか」と声をかけられ、米づくりを始めました。離農された方々から農地を受け継ぐ形で面積がどんどん拡大し、今では60ヘクタールほどの農地で米、麦、大豆、野菜を栽培しています。
Q. 農業のどのようなところに、魅力を感じていらっしゃいますか?
A. 農業はやっていて楽しいですよね。最近、コメ不足が深刻な問題になっているなかで、食の安全保障という面でコメの生産者として、少しでも貢献しているのかなと感じています。
もともとこの辺りは、ずっと水田地帯だったんです。農業を続けることで綺麗な田んぼを保っていけるのは、非常にやりがいがありますよね。
Q. どのようなきっかけで乾田直播を始めたのでしょうか?
A. 面積を増やそうと思ったことがきっかけですね。「乾田直播にすると収量が落ちるでしょ?そこまでして、なぜやるの?」と言う方もいます。でも私は、最終的に手元に残るものがあることが大事だと思っているんです。苗を作るコストや管理の手間を考えると、節水型乾田直播の方が効率的で、たとえ収量が1俵落ちても、最終的な手取りは十分に見合います。目先の売上だけを追っていては、経営が立ち行かなくなってしまいます。省力化し、長く続けるための取り組みの一環として、乾田直播栽培を一部の圃場で行っています。
Q. xarvio® HEALTHY FIELDS をご利用になった動機を教えてください。
A. 知り合いから教えてもらって試験栽培を行い、サービス開始と同時に導入しました。xarvio® HEALTHY FIELDSは作業が最も集中する時期にカバーしてくれるので、「これはやるしかない」と思ったんです。うちの場合、麦の収穫と雑草が出るタイミングが重なり、6月に入ると作業が一気に集中します。そこをサポートしてもらえるのは本当に助かります。やはり「時間をお金で買える」という点が、すごく魅力的です。うちは作業するのが2人しかいないので、2人が農薬散布に集中してしまうと、他の作業が後回しになってしまいます。雑草管理をxarvio® HEALTHY FIELDSに任せて、その間に別の仕事ができるのが1番のメリットですね。
Q. 今後の展望を教えてください。
A. 5年後には、農地面積が100町近くになるのではないかと思います。周囲の農家さんを見ていると、ご高齢で後継者もいないというケースが多く、今後、離農される方の農地をどれだけ引き受けられるか…ということになると思うんですよ。従業員を増やしてマンパワーを強化するのも1つの方法です。でも、それだけではなくて、作業負担を軽減する手段としてスマート農業が欠かせません。作業をサポートしてくれるxarvio® HEALTHY FIELDSのようなサービスも活用しながら、農地を拡大し、地域の農業を守っていきたいです。
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#47のユーザーボイス

【47のユーザーボイス】
農業、それは最も大切な仕事。
全国47都道府県で「xarvio® FIELD MANAGER(ザルビオ® フィールドマネージャー)」を活用している農業従事者の「今の声」をお届けします。
今回は、第28回 宮城県「株式会社宮城白鳥農場」白鳥 一徳さんです。
Q. 農業を始められたきっかけを教えてください。
A. 実家が農家だったことが大きな理由です。農業系の大学を卒業し、「将来農業をやるなら、最初から家業を継ごう」と思い、そのまま就農しました。現在は、130ヘクタールの農地で大豆と米を栽培しています。
Q. 農業のどのようなところに、魅力を感じていらっしゃいますか?
A. 就農した当初は、父が大部分を管理するなか、私は作業員として働いているだけでした。その後、年を重ねるうちに農地の面積が増え、仕事に対するモチベーションも高まってきました。自分が作ったものを「美味しい」と言ってもらえることが嬉しくて。うちは産直販売も行っており、地元だけでなく関東圏など遠方のお客様からも良い評価をいただくようになりました。こうした口コミを聞くと、「農業はいい仕事なんだな」と思います。また、土地利用型農業は、天候に左右されやすいですが、計画通りに作業を進め、一定の収量や品質を確保できたときには、大きなやりがいを感じます。
Q. 現在、お仕事上で課題になっていることは何でしょうか?
A. 年々農地の面積が拡大し、その増加スピードが加速しています。これまではある程度の余裕を持って対応できていましたが、人材・機械・時間のバランスが限界に近づいているのが現状です。地域の農業を守りたいという思いがあり、できる限り対応していますが、どうしても限界があります。それが課題ですね。最近では、経営管理で手一杯になってきたので、生産部門は従業員に任せ、私は経営に集中するようにしています。
Q. xarvio® FIELD MANAGERは、どのようなことにお役立ていただいていますか?
A. 可変施肥を始めたいと思い、ザルビオを導入しました。このため、地力マップを活用した可変施肥マップなどの機能を使っています。今年は、可変施肥マップと連携できる田植機やドローンを活用し、本格的に可変施肥を導入します。これにより、元肥と追肥の精度を向上させ、収量と品質を高めていきたいと考えています。また、ザルビオを活用することで、これまですべて自分でやっていた作業を可視化すれば、従業員に伝えるのも随分と楽になりますね。
Q. 若手生産者、就農を考えている方にメッセージをお願いします。
A. 以前は、「農業はメリハリのあるところがいい」と感じていました。繁忙期は忙しいけれど、しっかり休むこともできると。しかし、農地の面積が増えたことで、今は1年を通して忙しくなりました。それでも、ある程度メリハリをつけることは可能です。趣味やプライベートと両立させたい方は、自分のライフスタイルに合った規模の農業法人を見つけることで、時間に融通を利かせて働くことができると思います。
【農業、それは最も大切な仕事】
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#47のユーザーボイス

【47のユーザーボイス】
農業、それは最も大切な仕事。
全国47都道府県でBASFのソリューションを活用している農業従事者の「今の声」をお届けします。
今回は、第7回 三重県「ナコスブロッコリーファーム」東村 篤志さんです。
Q. 農業を始められたきっかけを教えてください。
A. もともと父がブロッコリーの育種者で、家族経営の小さな種苗会社を運営していました。私は会社勤めをしていましたが、8年前に父のガンが再発した際に呼び戻され、しばらく育種や生産業務に携わっていました。その後、父の他界をきっかけに、代表取締役に就任し、経営に着手することになりました。現在は、ブロッコリー、スイートコーン、リーフレタス、キャベツ、にんじん、大根、カリフラワー、アレッタ、オクラ、トマト、ナス、パプリカ、ピーマン、甘長とうがらし、ほうれんそう、パクチー、アイスプラント、空心菜など多品目の野菜を栽培しています。
Q. 農業のどのようなところに、魅力を感じていらっしゃいますか?
A. 父がよく「農業は総合力だ」と言っていましたが、その言葉の通り、食・化学・機械・土壌・生物・天候・IT・建築・土木・世界情勢・言語など、あらゆることに精通し、常に勉強や分析、工夫を続けていなければなりません。そうしないと、害虫・病気・雑草・害獣・悪天候・ライバルに負けてしまうからです。そのような点が他の職業にはない農業の面白さであり、魅力だと思います。
Q. 現在、お仕事上で課題になっていることは何でしょうか?
A. 現在、会社名のブランド化に取り組んでいます。野菜の美味さと安定した生産が大前提ですが、通常の流通だけでは農業法人の経営が成り立たないので、付加価値をつけてより高い価格で販売することを目指しています。また、食品ロスを減らすために加工会社と連携したり、特別直売で訳あり品を近隣の方々に販売するなど、さまざまな取り組みを進めています。ハイエンドからローエンドまで販売方法を柔軟に変え、複数の販売チャネルを持つことで、収穫したものを無駄なく活用する持続可能な農業形態を目標にしています。
Q. 使用しているBASFのソリューションがあれば、どのようなことに貢献しているか教えてください。
A. モーティブ®乳剤やゴーゴーサン®乳剤、フィールドスター®P乳剤を使用しています。また、ヨトウムシ対策としてカスケード®乳剤を使っています。他にも、独自の作用でコナガに効くコテツ®フロアブルやメタフルミゾン、新成分のブロフラニリドも効果が高く、気に入って防除体系に取り入れています。殺菌剤は使用を控えていますが、付加価値の高いシグナム®WDGは予防の意味も含めてローテーションに入れ、出蕾期に散布しています。その影響かもしれませんが、昨秋はブロッコリーの黒すす病の発生が他の圃場と比べて少なかったようです。
Q. 若い方が農業に関心を持つには、どのようなことが必要だと思いますか?
A. 自然の中で働く農業に憧れを持つ人は多いと思います。給与や待遇がある程度保証されれば、より多くの人が農業に携わるようになるのではないでしょうか。しかし、現状では資材費や人件費が上がる一方で、価格を抑えるために農家の手取りが減っています。そのため、消費者の方々に野菜の価格に対して理解を深めてもらうことも大切だと考えています。また、農業を独立して始めるには土地や機械が必要ですが、それらを持っていない人でも参入できるような社会の仕組みを作らなければなりません。
【農業、それは最も大切な仕事】
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